API version 1

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shellOpen

ファイルを別のアプリケーションで開きます。

Windows版ではシェルの機能によりファイルを開きます。
Windowsのエクスプローラによる「開く」の操作と同じで、指定したファイルの拡張子に関連付いたアプリケーションでファイルを開きます。

shellOpenメソッドの呼び出しにより、セキュリティ警告ダイアログが表示され、ユーザに実行の許可を求めます。

呼出形式一覧

呼出形式

説明

boolean shellOpen(string file[, CRS::Common::Core::FileSystem fs])

ファイルを別のアプリケーションで開きます。

戻り値一覧

戻り値

説明

boolean

正常に開けた場合はtrueを、そうでなければfalseを返します。

引数一覧

引数

説明

file

開くファイルのファイルパスを指定します。

引数fsで指定された FileSystem オブジェクトで解決出来る仮想パスを指定します。

fs

パスを解決するために使用する FileSystem オブジェクトを指定します

未指定の場合、パブリック属性のFileSystemオブジェクトが指定されたと見なします。

例外

識別子

説明

SYS-23:5

メソッドの引数が不正です

SYS-80:1

この操作はセキュリティ上の制約により実行できません

CRS::Common::Core::Runtime-1:3

指定のファイルは見つかりませんでした

関連項目

shellLink メソッド



使用例 CRSダウンロード ダウンロード(Runsmpl.xlsx)

Form Runtimes {
   x = 0;
   y = 0;
   width = 800;
   height = 600;

   var rt = new Runtime;
   /*
            このサンプルは電卓を起動し、
         ブラウザで biz-browser.jp に接続し、
        C:\Users\user\AppData\Roaming\OpenStream\BizBrowserDT\public_root/Runsmpl.xlsx
        Biz上では、"/Runsmpl.xlsx" のexcelを開き、
        最後にメモ帳を開きます。メモ帳を閉じないと終われません。
   */

   rt.exec("calc") ;
   print("環境 ",rt.getEnv("TEMP"));
   print("ホスト名 ",rt.getHostName() ) ;
   var un = rt.getUserName()  ;
   print("ユーザー名 ",un ) ;
   var uu = rt.getUuid( un ,"pass") ;
   print("UUID ", uu ) ;
   print("削除は ",rt.deleteUuid(un,"pass") );
   rt.ShellLink("http://biz-browser.jp");
   rt.ShellOpen("/Runsmpl.xlsx");
   print("2nd ",rt.syncExec("notepad" ) ) ;
}