Archiverクラス

ファイル/フォルダを圧縮、およびアーカイブし、アーカイブデータやアーカイブファイルを作成するクラスです。

Zip形式による圧縮に対応しています。

圧縮、アーカイブするデータに応じ3種類の方法があります。

最初の方法は、Writerオブジェクトの出力を圧縮する方法です。Archiverクラスのコンストラクタにデータの出力に利用するオブジェクトを指定します。

使用例

var fs = new FileSystem;
var fp = fs.Open("archive.zip", FileSystem.OPEN_WRITE);
var anArchiver = new Archiver(fp);
var data = new ByteArray("Biz/Browser");
anArchiver.Write(data);
anArchiver.Close(true);

次の方法は、データを直接圧縮して、ByteArrayとして出力する方法です。

var data = new ByteArray("Biz/Browser");
var zip_data = Archiver.Convert(data);

この例では、ByteArrayデータを圧縮して、zip_data変数に格納しています。

最後の方法は、ファイル/フォルダを指定して圧縮、アーカイブする方法です。

Archiver.ConvertToFileFromPath(new FileSystem, "/sample/datadir");

この例では、sample/datadirディレクトリ内のファイルを再帰的に圧縮します。圧縮されたファイルはsampleディレクトリに出力され、ファイル名はdatadir.zipとなります。

デフォルトプロパティとValueType

デフォルトプロパティはValueです。ValueTypeにはString、Number、Dateを指定できます。

プロパティ | メソッド | イベント