Voiceコンストラクタ

説明

Voiceクラスを初期化します。

Voiceオブジェクトは、SpeechSynthesizer.SetVoiceメソッドやSpeechSynthesizer.StartSpeakingメソッドで使用します。

実際に音声情報を使用する際は、利用できる音声情報の中からidもしくはlanguageが一致する音声情報を検索して使用します。

(両方が指定されている場合はidを優先して検索します)。

iOS版
iOS 17以前のOSでは、SpeechSynthesizer.GetAvailableVoicesメソッドで取得したVoice一覧に存在しないid、languageを指定するとSPEECH-9例外が発生します。
iOS 18以降のOSでは、存在しないidを指定した場合は現在のロケールのデフォルトの音声となります。languageについてはiOS 17以前と同じです。

呼出形式

var vo = new Voice(id [, language])

戻り値

Voiceオブジェクト

引数

String id

音声情報の識別子

String language

音声情報が対応する言語

言語コードと国コード(ja-JP等)で表します。

例外

CRS-16

コンストラクタ引数が不正です

SPEECH-9

パラメーターが不適切なため、Voiceオブジェクトを生成できませんでした。

使用例

var synthesizer = new SpeechSynthesizer();
synthesizer.Load();
var vo = new Voice("language-id");
synthesizer.SetVoice(vo);
synthesizer.StartSpeaking("Hello world");

関連項目

ID、Languageプロパティ

SpeechSynthesizer.GetAvailableVoices、SpeechSynthesizer.SetVoice、SpeechSynthesizer.StartSpeakingメソッド