説明 |
Runtimeオブジェクトを初期化します。
引数にFileSystemオブジェクトを指定すると、 シェル機能(ShellOpen、ShellEditメソッド)で使用するファイル名に、指定したFileSystemオブジェクトの仮想ファイル名を使用できるようになります。 カレントフォルダによる相対パスの指定、マウントされたフォルダやプライベート属性のフォルダにあるファイルの参照も可能です。
また、引数が文字列と見なされる場合、指定されたDLLをロードします。 DLL内の関数はCallDllメソッドで呼び出せます。Runtimeオブジェクト消滅時にDLLも解放されます。
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呼出形式 |
var rt = new Runtime( [ refFs ] )
もしくは
var dll = new Runtime( [ dllPath ] )
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戻り値 |
Runtimeオブジェクト
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引数 |
FileSystem refFs |
参照するFileSystemオブジェクト 省略した場合は、特定のFileSystemオブジェクトには関連付けられません。
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String dllPath |
ロードするDLLのファイル名 <Biz/Browser Mobileのインストールフォルダ>\dll以下の相対パスを指定します。 省略した場合は、通常のRuntimeオブジェクトとして初期化されます。
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例外 |
RTM-100 |
DLLロードエラー |
使用例 |
/* FileSystem指定 */ var fs = new FileSystem(FileSystem.PRIVATE_ROOT); var rt = new Runtime(fs); rt.ShellOpen("/data/sample.html"); /* DLL指定 */ var dll = new Runtime("Sample.dll"); |
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関連項目 |
ShellOpen、ShellEdit、CallDllメソッド FileSystemクラス |